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いぬとわたし


三人の息子の一番下の末っ子が幼稚園に通う頃、[お泊り保育]なる園行事参加の為三男が不在で、家族4人で買い物に出た時、お店に併設で営業しているペットショップに立ち寄りました。
その時目に留まった子が、現在、家族でもある生後1ヶ月半を過ぎた、ラブラドールレットリバー子犬だったのです。
子犬とは言え、既に子犬の時期を過ぎ、おそらく購入する人はいないのでは?
そんな心配する思いなど家族には伝えず、抱っこをすすめる店員さんの言葉にホイホイと応じ、その子犬を抱きしめたのです。
腕の中に納まった子犬のこの先を考えると、いろいろ複雑な思いしか浮かばず、購入者がいなければその先は・・・
過る不安からか「うちの子になる?」と尋ねてみたところ、心の声が聞こえ「う~んそうか‼」この時の妻の言葉など耳にもせず、ただただ呆然とする二人の息子を横目に、手続に進んだ事を記憶します。 ちょうどお泊り保育で不在だった三男、長男次男に「〇〇帰って来た時きっとビックリするぞ」と息子達と笑ったのを覚えています。
当然この状況で妻に笑顔はありませんでした。

家族の一員となった子犬は、三男がお泊り保育から帰宅後、初めて会ったその時。子犬の名前はクッキーと命名されたのでした。
名前の由来は「幼稚園の〇〇くんの家で飼っている犬の名前がクッキーだから」と申しておりました。
今も朝晩の散歩とおやつのおねだり。ねこご飯の盗み食いが得意です。
この2008年7月21日の出来事から、既に15年が経過します。
単に犬を家族に迎えたいという理由ではなく、ペットショップで売られていた子犬とは呼べない、その子犬の未来を考えると心配な事が予測される点など、要らぬお節介だったのかも知れません。
今ではこの子犬とは呼べない、この子犬と出会えた事に感謝しております。